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さて、この度のご依頼はXperia Z3(SO-01G/SOL26/401SO) の経年劣化によるタッチ不良の修理でございます。
Z3はガラス割れ→タッチ不良が多い機種でございますが、実は経年劣化によってもタッチ切れがよく起きる機種になります。
画面交換で復旧する症状なので早速作業着手です。
1,修理工程・作業完了まで
修理前にタッチテストをしてみましたが、全体を満遍なく触っても上の画像ように一部しか反応が無く、飛び飛びカクカクになっていました。。。
早速分解してみます。
まずはさっくりと背面パネルを剥がします。
残ったテープをすべて綺麗に掃除します。
下部のパーツ類を外し、新しい画面を仮付けし、タッチ切れ、カクつきなど発生していないか細かくチェック致します。
画面動作に問題が無かったので、タッチ切れを起こしている画面を剥がします。
フレームに両面テープを施工していきます。
実はこの工程で修理後端末が長持ちするかが決まってきます。。
固定するのには様々な方法がございます。
・市販の端末専用テープを使用する方法
端末専用に切り出し販売されている両面テープは張り付きが非常に弱く、後日画面浮きの大きな原因になります。
・瞬間接着剤などで無理やり固定する方法
他店さまでの修理で稀に見受けられますが、基板への接着剤の侵入など、ガラスとの相性の悪さもあり悲惨な結果を迎えることが多いです。。
★当店では上の画像の通り、クッション性の高いVHBテープをその都度切り出し、隙間なくしっかりと張り込みます。
そのため修理後の画面浮きは非常に少なく、またクッション性があるため端末の歪みにも強いのが特徴です。
画面をしっかりと貼り付け、各種パーツを逆順で組み付け、裏蓋も画面と同様のテープで固定して動作を細かくチェック、無事修理完了です!