落としたら割れてしまったZenFone6
いつもスマートまっくすをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
スマートまっくす代々木駅前店の久保田です。
この度のご依頼は、ASUSより発売されているZenFone6 ZS630KLの落下による画面割れのご依頼です。
特徴的な「フリップカメラ」を搭載しており、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているハイエンドモデルです。
修理屋からの目線ですが、このフリップカメラ2年~3年で故障するのではないかと懐疑的です。
というのも、インカメラを起動すると内側にせり上がってくるのですが、内部でモーターが使われていると思います。
特に自撮りが多い方などは、頻繁にインカメラを起動するので、このモーターが故障するのでは?と睨んでいます。
OPPOのFIND Xもギミック仕様の飛び出すカメラ構造になっていますが、う~ん。。。敬遠しちゃいますね。
ちなみにカメラレンズ割れのお問合せも多く頂戴しており、こちらも修理実績多数です。
【即日】ZenFone6 ZS630KL フリップカメラレンズ割れ修理-東京-
話が脱線しましたが、今回は落下による画面割れですので、このケースの場合は新品ディスプレイに交換することでデータそのままで綺麗に直ります。
有機ELではなく、LCD搭載のモデルですので、比較的安価に修理が可能です。
早速修理解説していきましょう!
まずはリアパネルから分解致します。
初見殺しの構造ですが、指紋フレキがねじ止めされているプラケットの下にコネクタがありますので、そのまま引っ張り上げると一発OUTです。
ネジ止めされているプラケットと同時にリアパネルも取り外すようにします。
前モデルのZenFone5 ZE620KLなども近い構造となっています。
ディスプレイテスト中
これから交換を行うディスプレイを装着前に仮付けでテストを行います。
後述しますが、ディスプレイはボンドで貼り付けないといけないため、装着後に不具合が発覚するとかなり面倒です。。。
ディスプレイを取り外すにはバッテリーを取り外さなければいけません。
相変わらず強力に貼り付いているので、負担を掛けずに取り外すのは結構一苦労です。
無理矢理バッテリーを外そうとすると、普通に発火します。
破損したディスプレイをフレームより剥がします。
ガラスの隣がプラスチックのフレームですので、ガリガリ取ろうとすると傷だらけになって見栄えが悪くなりますので、労わりながら剥がします。
スマホ修理の鉄則「掃除」
決して忘れてはいけないのが、「フレームの掃除」です。
プロと素人が作業する場合、こういった所で作業の違いが現れます。
元々付いていた両面テープやボンドを丁寧に除去しておかないと、いざディスプレイを貼り付ける際に障害となります。
それはディスプレイの浮きであったり、接着強度の弱さなどが後々になって現れてきます。
スマホ修理で一番時間の掛かるポイントは、この掃除なのです。
さて、フレーム掃除が終われば、いよいよ接着に移ります。
昔のZenFoneはフレーム幅が広かったので、両面テープでもガッチリディスプレイを固定できたのですが、最近発売のスマホは画面占有率が大きくなり、貼り付ける面積がどんどん狭くなってきたので、専用の接着剤を使ってフレームと固定します。
後は綺麗に組み上げるだけ
ディスプレイの貼付が終れば、分解とは逆の手順で組み上げていきます。
最後リアパネルを貼り付ける時の残ったテープの掃除も忘れずにしておきます。
以上で修理完了となります。
発売されて間もなく、端末価格は8万円程する高級スマホです。
10万クラスのスマホがポンポン発売される令和の時代ですが、破損した部品のみを交換することで、買い直しをしなくてもグっと費用を抑えることが出来、なおかつ即日修理でデータもそのままです。
まずは相談だけでも…とご検討中のお客様がいらっしゃいましたらお気軽にスマートまっくすまでご相談下さいませ。
修理担当 久保田
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