iPhone12 mini が突然の起動不良!?【基板復旧修理】
目次
iPhone12 miniが突然の起動不良...
今回は突然起動しなくなったiPhone12 miniの修理事例のご紹介です。
充電をすると0A(アンペア)から一瞬で0.6Aほどが流れる→0Aに戻るを繰り返して全く起動しない状態です。
基板が疑われる症状なので早速検査を開始します。
まずは分解を行い調査します。
まずは分解を行い、単純なパーツ交換を試します。
内部を見てみると一度バッテリーが交換されているようです…
点検を兼ねて当店でも新しいバッテリーに交換してみますが、全く症状に変化がありません。
その他の箇所を交換してみましたが改善が見られません。
この段階で基板の取り外しに移行します。
基板に異常がないか調査します
基板のダイオード値を測りましたが明らかにおかしな数値が出ています。
やはり基板が原因のようです。
基板を分解します
iPhone12 miniは二層基板になっているので少し厄介な機種です。
慎重に温めながらはんだを溶かし、基板を殻割りします。
破損箇所を交換します
更に内部の調査を進めたところVDD_MAINのパターンにショートを発見しました。
破損した箇所も発見したので早速取り外し交換します。
修理完了です!
チップコンデンサを交換したところショートが改善されたため、分離した基板を元に戻し、全てを組み直して動作確認を行います。
無事に起動が確認できました!
動作も問題なく内部のデータもすべて残っていることが確認出来たので、今回の修理はこれで完了です!
今回は比較的軽症でしたが、iPhoneの基板由来の故障は軽症・重症含め意外と多く発生している印象です。
他店で修理を断られたような場合でも諦めず、是非当店まで気軽にご相談下さいませ!
iPhone基板修理の詳細はこちら
作業の詳細 & 修理費用
メーカー | Apple(アップル) |
シリーズ | iPhone |
機種名 | iPhone12 mini |
故障内容 | 起動不良 |
作業内容 | チップコンデンサの交換 |
作業時間 | 1日〜7日ほど |
修理料金 | 修理料金はこちら |
修理店舗 |
まずはお気軽にお問い合わせ下さい!
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