実はこんなのも修理できます
いつもスマートまっくすをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
スマートまっくす代々木駅前店の久保田です。
さて、この度のご依頼はMstel Barcoo(ミステルバロッコ)という株式会社アーキサイトが作ったキーボードの、USBコネクタ接触不良のご依頼です。
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分割式のキーボードとなっており、左右のキーボードがUSBケーブルで繋がれて使えるようになるキーボードです。
ですが、角度によって認識したりしなかったり、片方は全く認識しなかったりと内部で接触不良が起きているようです。
お客様は当店でハンダの修理実績が多数ある事をご存じでして、その経緯から修理できるかどうかのご相談を頂きました。
お任せ下さい!
未経験の端末であっても、膨大な修理実績からある程度の分解の予測はつきますので、ご対応可能です。
早速中がどのようになっているか、写真付きで修理解説していきましょう!
まずは中の基板を取り外して、USB周りの患部を見ないといけないので、分解していきます。
予想通りスマホのような複雑な組み上げ方はされていないので、プラスドライバーさえあれば、容易に分解が可能です。
基板を取り外して、患部を見れるようになりましたので、顕微鏡で確認します。
なお、キー部分はリベット打ちされているので、分解は容易でないことが分かります。
さて、故障個所を拡大してみました。
見た目にはハンダクラックやピンの根元が折れているようには見えません。
実は写真や顕微鏡では分からない奥の方で折れかかっているため、認識できないことが分かりました。
USBコネクタを交換していきます。
基板の上下から熱を与え、はんだの融点まで基板を熱します。
熱量を間違えると、無事なICまで破損してしまうため、注意が必要です。
破損USBコネクタを取り外し、新品のUSBコネクタを実装します。
スマホのようにICやコンデンサがUSBコネクタ周りに密集していないため、比較的楽に作業が出来ました。
USBコネクタの実装が終れば、一旦組み上げて動作のテストをします。
全てのキータッチが認識している事を確認し、修理完了となります。
スマートまっくすはスマホやタブレットがメインではございますが、
知識と経験を活かし、破損したUSBコネクタ(特に基板実装されている)の交換も承っております。
お困りの際は是非ご相談下さいませ。
修理担当 久保田
スマートまっくす代々木駅前店
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