USBがグラグラする…
いつもスマートまっくすをご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
スマートまっくす代々木駅前店の蒲倉と申します。
今回の記事の主役はこちら、ASUS ZenFone 3 Laser(ZC551KL)です。
症状は、充電不良。
充電器を挿しても充電できない、ケーブルをつまんでちょっと角度をつけると充電できる。
モノを挟んでおけば充電できるとからと無理に使っていたものの、それもだんだん困難になり、ついには……
という感じですね。
この症状は割とよく見るものです。
それでは早速分解していきましょう。
下部のネジを外して、背面側ケースをパカッと開けます。
本体上部にメイン基板(黒い部分)。
真ん中にバッテリー(銀色)。
下部には充電口のついたサブ基板が収まり、カバーのようにスピーカーユニットが被さっています。
これを外します。
サブ基板が露出しました。
写真の中心やや下のところにある銀色のパーツが充電口、USBコネクタです。
さてここで、突然ですが問題です。
実はこの段階で、上に挙げた記事“充電不良の直し方(前編)”で紹介した、コネクタ足浮きとは明らかに違う状態であることがわかるのですが……
どこがどのように壊れているのでしょうか?
上の写真ではわかりづらいので、
問題の箇所をアップにしてみましょう。
破損部分をチェック
どうでしょうか。わかりますか?
さらにアップにしてみます……
見えるでしょうか?
正解は……
ここです!
サブ基板にヒビが!!!!!
これでは、USBコネクタを固定する土台(オレンジ色の輪のところ)はもう役に立ちません。
足にかかる負担は大きくなり、あっという間に壊れてしまったことでしょう。
接着剤で折れた部分を付け直しても、強度はたかが知れています。
サブ基板ごと交換するしかありません……。
これはZenFone 3 Laserで頻発する症状です。
充電器を抜き差しする時の負担が、基板の弱い箇所に集中するため、物理的に耐えられなくなるのです。
少し昔のスマホであるN-03Eでも、USBコネクタ付近の基板が弱く、破損する事例が見られます。
さて、修理そのものはサブ基板ごと交換すれば完了ですが、
大切なのはこれからです。
ZenFone 3 Laserの充電口故障の原因が、この機種の構造そのものであるということは、
修理完了したからといって以前と同じ使い方をしていると、再発してしまうということ。
それを予防するために、
・充電中にスマホ操作しない。充電しながらの持ち歩きもしない。(充電中に本体が動くと負担が充電口にかかる)
・充電器の抜き差しは優しく。
・充電回数を減らす=できるだけ残量が減ってから充電開始し、フル充電になってから抜く。
充電口が壊れやすい端末はもちろん、どんな機種にも優しい使用方法です。
一つでも習慣づけられれば、スマホの寿命が延びるかもしれません。
他にも、充電口が壊れやすいスマホやタブレットは色々あります。
スマートまっくす/タブレットまっくすでは、これまでの豊富な実績を活かしてご対応させて頂きます。
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